少し前の勉強会で、珍しく強めに推奨された本かこちらです。
私たちの勉強会は2000年生まれの若い世代も6名いますが、子育て中、仕事で責任を持ってがんばっている、もうすぐ出産というメンバーも多く、そういうすべての人にすごく良い本だ!と絶賛されてました。
世の中では、経済面を含めた成果を出したい人がどんどん増えています。
自分では大きく豊かな成果を出したいけど、実は「枯れた感じの野菜」みたいな収穫をやっている、みたいなことはよくあるのではないでしょうか。
それを痩せ細った畑でやっていてどうにも苦しくなっている、、なんてこともあのではないでしょうか?
この本は一般の優秀で頭の良い人が選ぶような道とは真逆を行くような話です。
山下さんは40代になって、フランスで農業をまったくの初心者ではじめます。
しかも独学。
場所はパリ郊外の、農業のセオリー的には土壌がまったく農場には不向きな土地でした。
まったくの素人の日本人が、日本野菜の農家を手作業でスタートし、あっという間に(と部外者には見えますが)パリの超名店から取引依頼が殺到していく様子が語られています。
そのような「すごい成功物語」だけでもとても面白いのですが、その成功を生み出し支えているのは、常に温かく洞察力に満ちた山下さんの人柄と仕事哲学だということがよくわかります。野菜に表現された人柄が溢れて伝わってくる、そんな本ですよ。
すごく強く勧められた理由は、山下農園で語られる哲学は仕事だけでなく、子育てや人の育成にもそのまま当てはまる大切な要素が満載されているからだと思います。
実は私たちの勉強会の仲間はちょうど出産が続いています。今は3ヶ月連続で出産が続いて、来月の出産を控えたメンバーもいます。昨年に第一子を出産したメンバーもこの本を読んでいて、先日「すごくおもしろいし育児にも役立つことばかり」と感想を言ってました。大事なのは人間の力でそれが現れてくるんだ、というこの勉強会の方向性にもぴったりです。
Amazonでも高評価だったので、秋の読書のお供を探している方はいかがでしょうか?
